路上の結末 リハビリ日記 SRへの道程

大腿骨骨折からのリハビリ、そしてSRを目指そうという記録

救急搬送

救急車は意外に早く到着しました。

「あ〜本当に来ちゃったよ〜」という感じ。

4、5人が車から降りてきて色々状態を聞いてきます。

印象に残ったのは「頭を打ってないですか?」と何度も聞かれた事。

当然ヘルメットはしていましたが、全く頭は打っていませんでした。それは幸いだったかな、と思います。

全く動けないとわかると全員で持ち上げ担架に乗せて救急車内へ。

とにかく動かされると激痛が走るので、この時もうめいていたと思います。

仰向けの状態なので、もう天井しか見えないのですが、これが救急車内か、と。

毛布をかけてくれているのですが、寒さでシバリングが止まりません。

搬送する病院に電話してくれているのですが、ことこどく断られています。

4件目でようやく受け入れてくれる病院が決まりました。現場からは遠いのですが、自宅からは一番近い病院で、結果これは毎日お見舞いに来てくれた妻や、通院を考えると良かったと思います。

そのうち警察官も来て、色々聞かれました。

最初は誰かわからなかったのですが、自動車と接触した事故じゃないかと疑っていたようです。

外では妻も色々聞かれていた模様。

自転車の写真を撮影しまくっていたようです。私は骨折しましたが、自転車はほとんど無傷で警察官もどこかに傷があるんじゃないかと念入りにチェックしていたようです。

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病院も決まり、救急車はサイレンならして出発。さすが救急車。病院までは割と距離はあるのですが、アッと言う間に到着してしまいました。

その間もずっと、何度も同じことを質問され、こちらも意識はあるので答えていました。あ〜そういうものなんだと思いました。


病院に着くとストレッチャーにまた数人で乗せ替えられたのですが、とにかくこの移動が辛い、痛い。

「1、2、3!」と掛け声をかけて乗せ替える、よく医療ドラマでよく見るやつです。


集中治療室に運びこまれ救急の先生が私の脚を見て直ぐ

「変形してるね。外旋しちゃってる。折れてるね」と言われました。

もう折れてると覚悟はしてましたが、決定打でした。


そして、この後レントゲンや、MRIとか撮るのですが、これがもう苦痛に悶えることになるのです。